雇用保険法で学ぶこと

雇用保険法の概要

  雇用保険法は、失業保険法としてスタートしましたが、給付内容がどんどん増えていったので名称を変更しました。暗記する数字が最も多い科目ですので、制度の全体像を常に押さえておく必要があります。

雇用保険法の章立て

 以下の順で雇用保険法は制定されています。

  • 総則
  • 適用事業等
  • 失業等給付
  • 育児休業給付
  • 雇用安定事業等
  • 費用の負担
  • 不服申し立て及び訴訟
  • 雑則

学習のこつ

とにかく覚えることが多いので、制度の全体像を押さえることで理解を深めるようにしてください。

雇用保険法も選択式で1問、択一式で7問、(徴収法は労災保険法の労働保険料徴収法の徴収法と合わせて6問)が出題されます。

主な改正点

 今年改正された項目は以下の通りです。

  • 自己都合退職でも、一定の教育訓練を受ける場合は基本手当の給付制限をしない
  • 就業手当を廃止する
  • 就業促進定着手当の給付率を引き下げ(30%または40%から20%)
  • 教育訓練給付の給付率を最大70%から80%へ引き上げ
  • 教委訓練支援給付金の給付率を引き下げ(80%から60%)
  • 出生後休業支援給付及び育児時短就業給付の創設
  • 育児休業等給付の国庫負担引き下げの暫定措置を廃止

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